マカオ旅行記(3)世界最恐の迷路の謎
では、いよいよ初のカジノ初潜入( ˘•ω•˘ )
今回の軍資金はこれ!
諭吉さん77人とアメリカドルで3500ドルほど・・。
初めてのカジノでどのくらいの金額が必要なのか分からなかったので、
とりあえず合わせて100万円くらいあればなんとかなるかなってことでこのくらいに。
事前に調べた情報によるとマカオでのミニマムベット(最低掛け金)はおよそ300~500香港ドル程。
1香港ドルがおおよそ15円であることを考えると1ベット4500円~7500円!
普段の競馬の平場レースに5000~10000円程を掛けることを想定すると
カジノでのたった1プレイでその額が動くということに驚愕であった。
だってさ、競馬は1R実質数分の戦いだが、予想から何からを含めると30分から1時間ほどはかかる。
しかしカジノはベットしたらものの数秒で(テーブルでプレイする人数が多ければ数分)これだけの額が動くということは、
1時間もプレイしていたら4500×60で27名の諭吉を差し出すことなる。
もちろん全敗する可能性なんてないのだがそれだけのリスクを背負っているとのことで
今回はおおよそ100万円を軍資金とすることにした。
そしていよいよ初潜入~( ˘•ω•˘ )
雰囲気としては思っていたカジノのゴージャスな雰囲気とは違い
なんていうの?
いわゆる賭博場って感じで、日本の競艇場や競輪場に近いような気がする。
そしてテーブルのほとんどがバカラであり私はプレイする気にはなれなかった。
カジノへ来たからには一通りのゲームに参加するつもりではあったが、
それぞれのゲームの期待値を考慮すると
ブラックジャックが一番ということは分かっていたので、ひとまずここでは撤退を余儀なくされる。
そしてすぐお隣のグランドリスボアへと向かう。
ここも巨大なフロアにだくさんのテーブルがあり賭博場に近い雰囲気であったが、
先ほどの水晶宮と比べると天井も広く、真ん中のステージでセクシーなショーがあったりと、華やかな雰囲気であった。
そして探し求めていたBJのテーブルも4つほどあり、とりあえずここでプレイをすることにした。
とりあえずカジノの雰囲気を感じながら勝負感になれるという意味でミニマムベット(300香港ドル)でフラットベットを行った。
勝手がわからないが3000香港ドルをチップに変える。
いざ実際にやってみると頭に叩き込んだはずのベーシックステラトジーを思いのほか実践することができない。
今となっては完璧にベーシクステラトジーを使いこなすことができるのだが、
初のカジノでは思い通りにいかない。
効率の良いサレンダー(ディーラーのアップカードが10で自分が14,15、16の場合とディーラー9で自分が16の時)
が分かっていながらできない。
なんでか知らないが、勝負を自ら降りるにもかかわらず、掛け金の半分を無条件で取られることに期待値を感じていない。
まあそんなこんなで1時間ほど思うようにフラットベットでプレイし、
初の勝負は2000香港ドルほどの勝利となった。
え、カジノちょろくない?
時給3万でしょ?
アイムジャグラーの6を一日ぶん回しての期待値が2000枚程度だとすると、これやばくない?
まだまだ行けるっしょ!
だって目的は一攫千金で仕事をやめることなんだから・・・笑
と思いつつも初日で疲れもあったため部屋に戻ることにした・・・。
が!
ここで事件発生!
なんと部屋に戻れない・・・(; ・`д・´)
え、なに言ってんのこいつって思った方もいるかと思いますが
初めてのリスボアでは必ずっていいほど部屋に戻れなくなります。
私も日本でリスボアのホテル内は迷路のようになっていて
ホテルから外に出られなくなりますとか、
部屋に戻れなくなります、
とか書いてあったのを見て正直バカにしていた。
だがそれがついに現実のものとなり焦りだす・・・。
はっきり言って戦慄迷宮を超えるマカオが生み出した迷路です!
普通建物って左右対称に作られているじゃない?
けどまず建物の形が非常にアンバランスなアシメントリーな形をしており、
内部の廊下も曲線を描いておりまさに近代美術の結晶。
行けど、進めどたどり着くことはなく同じところをなんども言っては戻り・・・笑
もういい加減疲れたので、フロントへ行ってチェックインした時の記憶を頼りに
部屋に戻ろうとするも着いたのは水晶宮ではない別のカジノ・・・。
というわけで、スタッフのお姉さんに部屋番号を伝えて教えてもらうが、まだ迷う・・・笑
先に言っておくけど、私は方向音痴ではありません!(自称)
日本においては一度行ったことのある所なら迷わず行くことができるし、
ベトナムでバイク旅をした時だってなんとかなった。
しかし、このマカオでは・・・。
中国3000年の歴史とは全くよく言ったものだ。
日本が生み出した伝説の巨大迷路を遥かに凌ぐこの迷路を私は絶対に忘れない・・・。
(ちなみに戦慄迷宮は迷路というよりお化け屋敷なことはあえて黙っておこう・・・)