マカオ旅行記(5)恐るべしカジノ
秘伝のスパイスの効いたマカオ名物のカレーおでんで簡単な朝食を終え
セナド広場からタクシーにてベネチアンマカオ(澳門威尼斯人度假村酒店)へ向かう。
マカオのタクシーは良くない噂ばかりを耳にしていたので乗車には若干の不安があった。
利用者に対してタクシーの数が明らかに少なく慢性的なタクシー不足に悩まされている。
完全に売り手市場となったタクシーでは近年ぼったくりや乗車拒否などの被害が後を絶たず、警察による取り締まりにて検挙されるケースが後を絶たない。
もちろんこれは一部の悪質なドライバーによるものであり、大多数のドライバーは真っ当に仕事をしていることは言うまでもないが。
いざ、タクシーを捕まえて乗車して
『Venetian Hetel~♪』
とネイティブも驚きを隠せないような華麗な発音で行き先を告げるが全くといって通じない。
まあ毎度のことなので、スマホでスクショを撮ったホテルの写真を見せて無事に?出発した。
ちなみにマカオのタクシーだが基本的にホテルから乗車する際は、ぼったくり等の被害を心配する必要がないそうだ。
観光地やレストランなどから流しのタクシーを拾って乗車する場合は気を付けたほうがいいかもしれない・・・。
ちなみに中はこんな感じで普通にショッピングモールになっているのだが、まあ広いこと広いこと!
正直全部ちゃんと見てたらとてもじゃないけど一日では回り切れないし疲れてカジノどころではなくなっちゃう。
まあ買い物はカジノで爆勝ちしてからということなので、目指すはカジノ!
否!
行かないのか?
そうだ!
軽く腹ごしらえ( `ー´)ノ
腹が減ってはなんちゃらという言葉の通りまずは何か食べよ!
というわけで、フードコートへ。
一流ホテルの中だけど、ちゃんとフードコートが併設してあるので、カジノで負けてもちゃんとご飯は食べられます(^◇^)
中華から和食、韓国料理、ハンバーガー、エスニック、インド料理など様々なお店が多数出店してるので毎日来ても飽きることはなさそうだね。
というわけで、雰囲気で何となく選んだお店でチキンライスを注文!
日本でチキンライスっていうとケチャップライスを想像すると思うけど、
東南アジアでチキンライスと言えばこれ!
美味しそうでしょ?( `ー´)ノ
本当にチキンがちゃんと乗っていてとなりにチャーハンがある。
パリパリと皮とジューシーなお肉と超普通なチャーハンで大満足し今度こそカジノへ向かった。
ベネチアンのカジノは、まあ広いこと広いこと(; ・`д・´)
正直広すぎてもう訳が分からない。
ここでもやはりバカラが大半を占め、大小、三公バカラ、ブラックジャック、ルーレット、クラップスなどがあった。
ここではブラックジャック以外をプレイするつもりがないので卓を見渡すがどこもすでにプレーヤーで埋め尽くされており
空いているのはミニマム500HKDの卓ばかりであった。
やっとのことで見つけた300HKDの卓で5000HKDをチップにかえプレイを開始。
基本的には1BOXで流れによって2BOXにしたり掛け金の上げ下げをしながらんプレイ。
500ベットでディーラー5の自分8・8の確実にスプリットするチャンス。
隣に500のチップを置きスプリットのサインをする。
そして1枚目カードは2。
キタコレ!( `ー´)ノ
さらに500のチップを隣に置きダブルのサインをする。
引いたのはkで8・2・kのペキカン(完璧)なでの完成。
もう1つの手札の2枚目は8。
!!!
キタコレ!
華麗にスプリットのサインをし、500を隣に置く。
すでにベット額は2000HKD(3万円)で初心者としては手に汗握る戦いとなるわけだが、
なにしろディーラーのアップカードは5というクソザコな手。
ほぼ勝ち確な状況に余裕な展開。
そして2つめのBOXに9を引き、8・9の17が完成。
3つ目のデッキで3を引き、またまた華麗にダブルのサイン。
8・3・・・
こいこい!
コン!(絵札)
A
なんでここで、Aを引くかね・・・。
まあ相手はクソザコな手だからと余裕をかます。
トータル2500HKD(37500円)とまあまあな金額だが、やはり余裕の展開。
隣でプレイする学生風の小姐の手は7・5のどうしようもない手だがディーラーが5なのでここは華麗にスタンド。
と思いきや、なぜか悩んでいる。
ディーラーが5だからHITするべきではないと英語でアドバイスするが通じていないのかHITする暴挙に。
まあいいか勝手にすればと思い見ていると、8を引き7・5・8の20が完成。
ほーらね?
小日本よ中国3000年の歴史を侮る出ないよ言わんばかりのどや顔でこちらを見てくる。
まあ結果オーライだからよかったね、と思いつつディーラーがバーストする様子を待っている。
ディーラー、
J
よし!
コンこいっ!
・・・5。
え?
5・J・5の20。
ディーラーは華麗に
8・2・K以外のチップを回収していく。
一瞬にして2000HKD(3万円)を失うこととなった。
隣の小姐は、
あらー引き分けか、仕方ないわね♪
みたいな顔でチップを自分の手元に戻してこちらを見ている。
よーく考えてみると、小姐がちゃんとベーシックステラトジー通りプレイし私の
助言を鵜呑みにしていれば、
ディーラーは
5・8・Jのバーストで、
小姐と私とでWin-Winな感じになった展開なのに、
どうもこいつのせいで負けたと感じなんとも言えない気持ちに(;´Д`)
これがブラックジャックをやっていて本当に嫌なところ。
しっかりとベーシックステラトジー通りプレイした結果そうなったのであればあきらめもつくのであるが、
如何せんそんなプレイをされた日には・・・。
ということで手元に残るなけなしのチップが着席時に5000HKDに及ぶことは無く
わたしはベネチアンを後にしたのだった・・・。